『訪問リハビリテーション』事業設立について
当クリニックは介護保険制度施行と同時期の2000年4月の開業です。それ以後地域住民の皆様の支援や協力を頂いて、大きな「つまずき」もなく医業をさせて頂いております。
さて、皆様もご承知のように、日本社会が大きく変わり、2007年に高齢化率が21%を超え「超高齢社会」へ突入しました。日本の高齢化は、世界に例を見ない速度で進行していると言われています。そしてこのような言わば社会の転換期に今までと違った考え方が各地に生まれてきています。「住み慣れた地域でいつまでも自分らしく過ごす」ということ大切にする「地域ケア」「地域包括ケア」と言われている新しいケアの概念です。この考え方の実践を試行するために当クリニックは隣家を活用して「地域ケア事業部」を設立し、医療と密接な関係にある『訪問リハビリテーション』を始めました。皆さんもご承知のように「リハビリテーション」は脳梗塞をはじめとする脳血管障害を持った方、膝や腰の運動器障害やその術後の方、またいわゆる難病のため手足が不自由な方のためのものです。訪問リハビリテーションは、病院へ通うことが難しい方に理学療法士がご自宅に定期的に訪問するものです。
理事長 門阪 庄三
訪問リハビリ・介護予防訪問リハビリ
(2024年9月 現在 3名の理学療法士が在籍)